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触感神経衰弱

「触感神経衰弱」は視覚ではなく触覚で感じる神経衰弱です。

神経衰弱のカードの代わりに、材質・形の違う素材が入ったキューブを振って振動の違いを見分けます。
通常の神経衰弱はプレイヤー同士が視覚を共有していますが、「触感神経衰弱」は触覚共有デバイスでプレイヤー同士の指の皮膚の変位をセンシングして、振動としてフィードバックすることにより触覚を共有しながら遊びます。

映画やTVゲームなどにも振動がフィードバックとして組み込まれ、ハプティクスがエンターテイメントの一部となっています。
今後、カードゲームやおもちゃにハプティクスが組み込まれていくのではと考えています。
そこで、私たちはカードゲームの神経衰弱に触覚を与え、
通常の神経衰弱にはない新しい遊び方を指向して「触感神経衰弱」を製作しました。
また、神経衰弱という視覚で記憶するゲームに触覚を加えた際に、感じ方や記憶力にどのような効果が得られるのかの検証も行っています。

「触感神経衰弱」のポイントは「触感の違いの表現」と「触感の共有方法」です。
「触感の違いの表現」については、表面の粗密(ざらざら感)、電気的振動等を試してみた結果、
1.視覚での区別がつきにくい
2、入手しやすい材料で皆に体験してもらい「触覚」へ興味を広げて欲しい
という思いもあり、あえてアナログ的なアプローチをとっています。
「触感の共有方法」については、名古屋工業大学の田中由浩先生の「皮膚振動伝達装置」を使わせていただいています。
ポイントは「触感のリアルタイム共有」で、これによりプレイヤー同士が表情・反応等の駆け引きでゲーム性が高められるのではないかと考えています。